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創業計画書の書き方

創業計画書は、創業融資を申請する際に必要な書類のこと。創業後の計画を予測して書きます。融資の可否に大きく関わる書類なので、書き方やポイントをしっかり押さえておかなければいけません。

早速融資を受けやすい創業計画書について説明していきましょう。

融資を受けやすい創業計画書

融資をするかどうかは、日本政策金融公庫の捜査官が、創業計画書を見て判断します。ここで適当な判断をしてしまうと、きちんと返済がされない、利息は支払われないといったトラブルになることもあるため、捜査官は隅々までチェックして、融資するに値する事業かどうかを見極めます。

捜査官が判断するのは、創業計画書のみ。つまり、創業計画書の内容に全てがかかっているというわけです。

気を付けなければいけない点は、お金を貸す側の立場や目線で計画書を作成するということ。自分を捜査官の立場に置き換えて、どんな計画書なら融資したいか、逆にどんな計画書なら融資できないと判断するかを考えることが大切です。

創業計画書のフォーマット

創業計画書には、指定のフォーマットがあります。日本政策金融公庫のホームページからダウンロードできます。

記入例として、洋風居酒屋、美容業、中古自動車販売業、婦人服・子供服小売業、ソフトウェア開発業、内装工事業、学習塾、歯科診療所、介護サービスなどの記入例が用意されているため、気になるものがあればチェックしてみましょう。

内容の問い合わせは、事業資金相談ダイヤルや、最寄りの支店で受け付けています。

書き方とポイント

1、創業の動機

この項目は、創業事業計画書の土台となる、最も力を入れたい部分です。なぜその事業を立ち上げたいと思ったのか、明確で融資担当者に共感してもらえる動機が書けると良いです。

フォーマット通り2~3行で済ませる人もいれば、別紙にまとめる人もいるようですが、長ければ良いというものではありません。わかりやすさを重視しましょう。

2、経営者の略歴等

会社を新しく立ち上げる際、その事業自体に実績はありません。しかしその事業主の経歴や保有資格などを実績として判断し、融資するに値するかどうかを見極めます。

ポイントは、客観的な内容を書くということ。感情や予想など主観的なものは他人には判断できません。学歴や受賞歴など、誰が見てもその価値を図ることができる内容でアピールしましょう。

3、取扱い商品・サービス

商品やサービスについては、わかりやすさが大切です。読んだだけですぐにイメージが湧くかどうかを考えて記載しましょう。こちらの項目でも、自分視点のアピールポイントではなく、客観的視点でのアピールポイントを伝える必要があります。

4、セールスポイント

セールスポイントは、新しく始める事業の競合となるものと比較することで明確になります。まずは、どんな競合がいるのかをしっかりリサーチしておきましょう。他との違いをわかりやすくまとめることがポイントとなります。

5、取引先・取引関係等の書き方

創業後、どのように売上を立てていくのかを明確にします。販売先、仕入れ先の計画をしっかり立てておくことで、事業の見通しが良いと判断されやすくなります。また最低3年間分の資金繰り表を添付しておくと良いですね。

6、従業員・お借入れの状況の書き方

従業員の項目には、その事業で雇用される従業員の人数を書きます。またお借入れの状況には、融資を申し込んだ際の借入れの残高と年間返済額を記載します。こちらの項目は、空白で提出すると最も印象が良いです。

7、必要な資金と調達方法の書き方

設備資金には、事業を行う上で必要な設備の内訳とその購入金額を記載します。運転資金には、目安として3ヶ月分の必要資金を記載。調達方法には、資金の内訳を間違いがないよう気を付けましょう。

8、事業の見通しの書き方

事業の見通しは、創業計画書の中で1番のポイントとなるため、しっかり作り込むことが必要です。別途損益計画書という資料を必ず用意してください。大切なのは、記載する数字にそれぞれきちんとした根拠があること。事業計画書としっかり照らし合わせ、実現可能な計画書になるよう意識して作成してください。

まとめ

冒頭でも触れましたが、1番気を付けなければいけないのは、お金を貸す側の視点で計画書を書くということです。

しかし、融資してもらうために無理な計画にならないように気を付ける必要もあります。その計画書に書いたことが実現できそうかどうかが1番のポイントになります。

中に創業計画書のみを格安で販売している会社もあるようです。このような業者に丸投げしてしまうことは簡単ですが、融資の担当者にはすぐに見抜かれてしまうでしょう。そうすると、印象はとても悪くなってしまうので、かえって逆効果になってしまいます。

融資してもらえるように意識することも大切ですが、真摯な気持ちで、誠意をもって丁寧に記載するということも大切です。

会社設立を成功させるためのヒント

これまでに多くの会社設立をサポートしてきた方から見て、融資が通りやすい創業計画書の特徴があったら知りたいです。また、融資が失敗してしまった例などもあれば教えてください。

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編集部

創業計画書は数字ですが具体的に行動計画がイメージしやすく納得がいく計画書であれば融資は通る可能性は大きいです。印象が良いのは会社の資本金もさることながら社長がある程度資金力があることです。個人通帳などの提示を求められた場合に預金があるとないとでは印象が違います。
失敗例としては社長の個人情報の確認をされた場合に例えばクレジットカードが落ちなかった履歴などで信用が取れなくなり融資が通らなかったということがありました。

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浅野先生
ページ監修者

税理士法人浅野会計事務所
浅野芳郎先生

   専門家

当サイト「10年後に生き残る会社設立 ~愛知編~」は、愛知(名古屋)エリアを中心に会社設立、会社経営のサポートを行っている『税理士法人 浅野会計事務所』代表・浅野芳郎先生にご監修いただいております。

   

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当サイトは、長年に渡って、愛知で会社設立や経営活動に携わってきた浅野芳郎先生をアドバイザーに迎え、10年生き残るための会社設立について情報をまとめています。

浅野先生
浅野先生のプロフィール

愛知県に本拠地を構える会計事務所、税理士法人浅野会計事務所の代表者。名古屋を中心として会社の立ち上げから経営まで幅広く企業のサポートを行っている。

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